はじめにお読み下さい

獣たちは踊るへようこそ。ここはオリジナルBL小説のブログです。
男性同士の性描写を含む作品や暴力、反社会的描写がございますので18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

作品傾向 
主に年下攻め BLというよりML 非日常の世界観 成人同士のカプ
人狼など人外率多目 基本ハッピーエンド 

投稿サイトからお引越し中。
内容は変りませんが作品によってはかなり改稿しているので、
最新版となっているこのブログで読むほうがおススメです。いえ、ぜひ!
改稿済みといっても、こっそり修正が入ることがあるので笑って見逃してください。

全ての引越しがすみましたら、新作はこちらでの更新が最初になるかと。

何かありましたら各ページの拍手か、ここをクリックしてください。
メールフォームのページに飛びます。

基本へタレでチキンの貴腐人。暖かい目で見守っていただければ嬉しい限りです。
あとPC(クロームとIE)でしか確認できないので、表示の崩れ等があったらすみません。努力しますが修正ができるかは微妙。

2016/11/10 管理人@ムギ





各小説の目次は下記からタイトルクリックで 完結済みがピンク
年下攻め■ 攻めが年上なのは▲
攻めが年上と年下両方ある■▲

はブログオンリー、投稿サイト未発表の作品

サレンダーなんてするもんか 現代/ある意味バカップル
獣たちの幸せ 現代/人狼もの
あなたと猫と、そして俺 現代/猫になった男とツンデレの変則的なラブストーリー
深淵の獣は愛を請う 現代/軍人もの/人狼/翼を持つ者/人を超えた者たちの闘い
凪の先に 現代/ML/暗く重い愛を募らせた男の物語
嫁にはなりません 異世界/神父さんがアレコレされた挙句、絆される緩いお話
■▲死神たちは踊る 現代/ML/暗殺を生業にする男たちの物語/一棒一穴ではない注意
檻の中の王国 現代/ML/執着/兄弟に愛された男/真の加害者は誰か?
失くした恋を探して 現代/ML/執着/復讐/体からはじまる関係/刑事×検事
籠の鳥たちの純情 現代/ML/執着/弟×兄/血の繋がらない兄弟/逃れられない愛

妄想の墓場 
小説以前のネタ格納庫。いつか小説に昇格したい。
ジワジワ増えていきます。ジャンルは色々。書き手の趣味爆発。
↑タイトルクリックで『妄想の墓場 ご案内』にGO!





NEW 2017/05/24 失くした恋を探して 第七話(R18)
NEW 2017/05/17 籠の鳥たちの純情 第二話(R18)





2037-11-16 : はじめに :

失くした恋を探して 第七話※

向かい合って座る俺たちは、深く繋がっていた。

激しく穿つことには向かない体位だが、代わりに互いの鼓動が聞こえるほどの密着感と、甘く穏やかに続く官能にうっとりとする。
なによりも鼻腔いっぱいに感じるシュウの匂いに、俺の中はこいつでいっぱいなんだと頬がやけに熱い。

嫌でも意識が向く場所は、あさましくて淫らな性器となっていた。
もはやアナルだけではない。まぶたに触れる唇の感触や、耳朶をくすぐる刑事の声にさえ俺は感じた。


あの人以外の男は、誰だって同じ。

どんなに感じても、戯れに選んだ男たちで自慰をしているだけ。
手綱を握れずいいようにされるなんて、あってはいけない。

『愛』という大義名分があってこそ、何もかも明け渡せるのだから。

それなのに、どうして。
ぐちゅ、ぬちゅっという俺とシュウを繋ぐ音が、どんどん酷くなる。



「あぁあ、んっ、 イイ、……… 気持ちいいっ、もっと!」

開き直りか自虐かは分らないが、なりふり構わず俺は叫んでいた。
嘘のない言葉に応えるつもりなのか、臀部をぐっと引き寄せられ繋がりが深くなる。
たまらずシュウの背中に爪を立て、甘い衝撃を堪えた。

「アキ、こんな姿、………… どれだけの男に見せてきたんだ」
「そんなの、覚えているかっ、…… ああッ んん、んぅ、」 

硬度を保ったままでいた腹の中のものが、ぶわっと体積を増した。
官能の甘くてとろりとした水面みなもを漂っていた俺は、さして大きくもない内壁への刺激に、獣じみた声を漏らしてしまう。

「まったく、覚えていないほどかよ」

のぼせあがった頭に届く、刑事のつぶやきはどこか悔しげだ。
抱きついていた腕を突然引き剥がされ、力の入らない体をベッドに縫い止められた。

「いやあっ、嫌だ、シュウっ!!」

おもちゃを取り上げられた子供みたいに、俺は情けない悲鳴をあげた。
シュウのものは、いやらしく反りあがってる。
それなのに、ずちゅっと音を立てて引き抜かれてまったのだ。

抜くなと文句を言う前に、膝裏を持ちあげられて忙しなく剛直が捻じ込まれた。

「ひっ! あ、嫌、……… んあっ、あ、あああッ、」
「あんたは、あのころから、こんなふうなのか?」

淫乱だと言った刑事は、声を噛み殺し奥へ奥へと己を突き進める。
命を繋ぐことのない種を吐き出そうとしているのだ。

どうしてゴムなんて、つけさせたんだろう。
隔てるものが無ければ、もっとぐちゃぐちゃに混じり合えたのに。



「──────── か、アキ?」
「う、………… なに、」
「ぶっ飛んで、いるのか………… 」

失礼だな、ちゃんと声は聞こえている。
ただちょっと頭が働かないだけだ。薬をキメたみたいな言い方はよせ。

射精感を堪える刑事の顔がやけに色っぽい。
汗に濡れた胸板も酷く扇情的だと、今さらながらドキッとする。
ああ、本当にスキモノかもしれない。

「その様子じゃ、まともに頭が働いていないか………… 」
「………… シュ、ウ?」

とても遠くに聞こえるシュウの声。
確かに声は聞こえているが、言葉は頭に届いていない。

「アキは『正義の番人』の名に相応しい、人間でないといけなかったんだ。
 凛とした検事のままでいてくれたら俺はあんたを ─────── だのに!」

怒りだけとは言い難い言の葉は、『音』としてしか伝わらない。
シュウを見つめ首を傾げたら、冷めた笑いを返され大きく突きあげられた。

「あああっ! シュウっ、んんッ!」

先ほどまでの穏やかさとは、比べようがない突然の嵐。

律動が激しいものに変わり、泣き出したいほど強く粘膜を擦りあげられる。
理性なんて蹴散らす激しい快感に、俺はまともに息もできない。

こんなに、ままならない相手だったなんて。


繋がる場所を見せつけるように、脚を広げられガクガクと揺さぶられる。
涙でぼやけた視界の先で、俺を抱いている男の姿が歪む。

アッシュ・ブラックの短髪に、怖いぐらいに真剣で熱い眼差しの刑事。
いたわるようなキスをまぶたに落とし、唇を甘噛みしてくれた男はもういない。
甘やかすような振る舞いをしたかと思ったら、乱暴に突き放す。
 
「あぁ、もうダメだ、シュウっ──────!」
「くそっ、あんたみたいなプライドの高い男から奪うだけ奪って、
 とことん堕としたら、どんなに気分がいいだろうな」

俺を掻き乱して強烈に惹きつける男は、くしゃりと精悍な顔を歪めた。

頭は働かず視界はぼやけているが、シュウの表情だけは鮮明だ。
なんだよ、その顔は。
こんなに激しいセックスをしている男の顔か?

たまらなくなった俺は、シュウの顔を両手で包み込みキスをする。
あの人以外の男に自分からするなんて、はじめてのことだ。
触れるだけの口づけは、瞬く間に舌を絡ます深いものとなった。

甘噛みでキスを終わらせた刑事は、我に返ったという感じで俺の唇を拭う。

「………… シュウ、」

訳が分からないが、焦れて続きを目で強請ったら脚を持ち上げられた。

荒い呼吸と獲物を前にした獣みたいな顔で、腹の中のものを引き抜いては、ぐぷっと音を立てて深い場所に突き立てる。
力強いが乱暴でない摩擦で、蕩けた内壁が収縮し悲鳴をあげる。

「あ、んんぅ、……も、イクっ! もう、あぁああっ ──────!!」

限界を超えていた体は大きく跳ね、ガクンと喉を晒すと白濁をぶちまけた。
後を追って注ぎ込まれた熱を深い場所で感じた俺は、釣り上げられた魚のように身をビクビクと震わせて荒い息を吐く。
 
解放の瞬間、また何かを囁かれたようだが気のせいかもしれない。
ただ背中をなでる手が心地よくて、刑事の名を呼んでキスを強請った。





「………… 悪い、起こしたか」

かたわらに立ちネクタイを締めていたシュウが、ベッドに腰を降ろす。
俺の髪に手を伸ばすと、湿気っているとつぶやいた。

「乾かしてやると言ったのに。風邪を引くぞ」
「ドライヤーをかける暇があったら、横になりたかったんだ」

ふたりでシャワーを浴びた俺は、バスルームを出たところで力尽きた。
もうここで寝てやると、駄々をこねていた気もする。
ベッドの中にいるということは、シュウの世話になったということか。

シーツを取り替えてもらい、キッチンから水を持って来させたことも薄っすらと記憶にある。シュウを色々とこき使ったのかもしれない。
もう無理だと言っているのに、バスルームで盛った刑事が悪いから自業自得だ。

「いま、………… 何時?」
「ん、あと三十分で日付が変る」
「面倒だろ、帰るのは明日の朝にしたらどうだ」
「さすがに、そこまで図々しくない。
 それに検事と刑事の同伴出勤はゾッとする」

苦笑する俺の頬をなでる指に、また不埒なものを感じる自分に呆れてしまう。

満足どころか、白旗を揚げるまでしていたというのに。
俺はそんなに飢えていたか。
でもこんなふうに、触れられるのは不思議と嫌いじゃない。

「なあ、週末は少しぐらい時間が空きそうか?」

 首を傾げたシュウに、俺は焦って身を起こした。

「べつに、また寝ようと誘っているわけじゃない。
 食事ぐらいどうかなって、思っただけだ」

本当に変な意味はないのだが、言い訳めいているなとガックリする。
だいたい、面倒な相手なんかと食事は嫌だよな。
俺は背中を丸めてマクラを抱えこむ。

「アキは、週に何回外食するんだ」
「外食か? んー、忙しくて食事を取らないこともあるし。
 蓮見さんにおすそ分けでもらった弁当は外食にカウントしないよな」

俺が指を折って数えていると、シュウに笑われてしまった。

「そこまで悩むことか? キッチンが綺麗だったから、料理はしないんだろう。
 せめて週末ぐらい自炊したほうがいい。そのうち腹が出るぞ」
「失礼だな、まだ腹は無事だ。それに鍋が火を噴いたら誰だって萎える。
 シュウだって、似たようなものじゃないのか」

今度の休みに作ってやるから、好きなものを言えと返され俺は目を丸くする。
遠回しだが、食事の誘いには乗ってくれたようだ。

「なんでも?」
「タイ料理とかをリクエストされたら困るけどな。
 ごく普通の家庭料理なら、一人暮らしが長ければできるようになる」
「………… 悪かったな。この歳で何もできなくて」
「変なところで、ムキになるなよ」

週末まで考えろというので、機嫌を直した俺はまぶたがまた重くなってきた。
本気でエネルギー切れだ。


ひとり部屋に残されても、辛くはなかった。
遣る瀬無さを身を丸めてやり過ごす必要がないことが嬉しい。
仕事のない休日を楽しみにするなんて、何年ぶりだろう。

温かい気持ちのまま布団をかぶった俺は、瞬く間に眠りに落ちた。




『────── シュウ?』
「何度も連絡くれたのに、こんな遅い時間にごめん」
『平気、本を読んでいたから。
 千葉から戻ったばかりで、こんな時間まで仕事?』
「厄介な上司の相手をしていたんだ。どう、きちんと眠れているか」
『大丈夫。ちゃんとやっているから』

セダンのシートに身を沈めた刑事は、スマートフォンを耳に当て通話相手を気遣うような表情をする。

早穂さほは、どうせ今夜もひとりなんだろ」
『シュウしか話す相手がいないのも、恥かしいよね』
「そんなことはない。そうだ、近いうちにそっちに行ってもいいか。
 また昔みたいに、早穂の料理が食いたい」
『用意をするから何を食べたいか教えておいて。でも忙しいんでしょ?』
「俺の好物を一番知っているのは早穂だろ。
 それにずっと会っていなかったから、仕事ぐらいどうにでもする」
『その歳で甘えられても、可愛くはないけど』

大袈裟に肩をすくめると、刑事は子供のような笑顔のまま他愛のない会話を楽しんで、長く続いた通話を切った。


会えば愚かで罪深い己を突きつけられる。
でも会わずにはいられない。

ハンドルにもたれると、東京の空を車窓越しに眺めてため息を吐く。
無性に吸いたくなってスーツを探る。
煙草に手を伸ばしては戻すを繰り返すが、舌打ちをして箱ごと握り潰す。
千葉から帰った後、悪癖まで戻ったようだ。

「馬鹿か俺は………… 」

遣る瀬無い思いをやり過ごして眠る人の、側にいてやれたら。
悔しさに歯噛みする思いで刑事はセダンを発進させた。




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2017-05-24 : 失くした恋を探して : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

更新予定と、腐女子の業で胸焼け

いつもは朝に予約投稿しているムギですが、
本日は夜に出没しました(基本は夜行性の生き物)

失くした恋を探して 第七話※』を
5月24日(水)朝の10時に更新します。興味のある方はぜひヾ(ΦωΦ)ノ゙
ただし今回もR18シーンが入る回なのでご注意下さい。

基本は火曜日更新と決めているのですが、
体調不良が続いて空き時間に物書きが出来ませんでした。
まだ推敲がすんでいないのでヤバイ感じ。今夜と明日気合を入れます。

そろそろムーンからの改稿+お引越しも続けないと。
物忘れが激しいので、キャラの性格とか色々忘れそうだ。


最近 精力 が著しく削られているとは思っていたのですが、
お腹がヘロヘロで体調が悪かったのが原因だった。(;@_@)ノ|ふう~
集中力と体力を奪うからなあ。
ここ数週間、R18シーンばかり書いていたせいじゃなかったのね。

ムッチリ・ボディーなのに、お腹が弱いというこのミラクル
人体って不思議ですねー。


微妙なのは、お腹だけでないムギ。

先日、自宅から見える公園のベンチ脇に白い子猫がいたんですよ。
可愛いなーと和んでいたら、何時間もその猫が動かない!
怪我でもして動けないのかと焦ったムギ。
急いで駆け寄ったのですが、なんとペットボトルでした。_| ̄|○ ガクッ

う~ん。老眼が来る前に脳味噌がやばそうです。
レジ袋と猫を間違った事は数知れず。
だからといって、どーしたらペットボトルが猫に見えるんだ自分!?


じつはホモエロ描写の参考に、
リアルゲイのAV動画を検索したムギ(おい)
ムギはこんなんでも♀だし、リアルな♂の感覚は持てないので。

むかしBL同人の参考に『リアルゲイのAVを鑑賞』とかって耳にしたとき、
当時の私は、(;´Д`)え~って思っていたのに!
ベースは乙女ですが、オバサンになるって怖いです。

ムギの好きな対面座位を書くに当たり、萌と描写の参考になるかなーと
まあ、軽いノリですよ奥さん。

(゚д゚)メチャウマー とはなりませんでした。

休日のさわやかな昼間、何を見ているのだと小一時間。
ごく短い外人さんの動画だったんですけどねえ。
バターを一箱フライにして、コッテリ料理の後に食べたような。
うううッ。ムギには合わない動画でした。

そもそも女から見てステキでカッコいい男性と、
男から見てイケてるメンズは別物だということを忘れていましたYO!

リアルなマッチョおじさん がボトム(受け)なのはちょっと(@ω@)
トップ(攻め)はそこそこイケメンでしたが。
おじさんって書いたけど、洋モノなんで実年齢は意外と若いのかしら。
やっぱり、BLは 妄想 の中でこそ輝くのね!

あ、でも体位の研究にはなりました。作中には活かせませんでしたが!
本当にガンガンいけるのねえ。

BLCDも聞いたことがないのに。こっちをこの年で見るとは。
イケメンお兄ちゃん同士だったら、萌えたかしら?

海外のお姉さま方作の、某ドラマのちょいR18な動画は萌えたんだけど。
あれは二次だからなあ。
人体デッサンの感覚で、筋肉の動きとか勉強するには参考になった。
頭の中だけでイメージできない時にはいいかな?

体調悪いくせに、こんなことをしていて悪化させているお馬鹿。
腐女子の業?は深いわ。

作中に活かせないなら、とっとと諦めてメインを更新しろって話です。
(激しく手直ししないと、人前に出せないレベルのムギ)

ファイトだ自分!!




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2017-05-22 : 未分類 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

私はコッテリ好きですが、悩ましい濃度

コメや、ランキングバナー・拍手を押していただき、ありがとうございます。

へタレ書き手に、なんてステキなプレゼントでしょう。
オタクとして、腐女子として生きてきて本当に良かったぁ。
嬉しいぞぉ━━ヾ(ΦωΦ)ノ゙━━おおおっ!


ここ数週間 あ、はん なものばかり書いているせいか、
精力が大幅に激減して危険領域。

本当に私の体は、脂肪妄想で出来ているようです。
妄想を吐き出すごとに爽快感どころか倦怠感が!
なんか最近ヘロヘロ。(;@_@)ノ| 寄りかからないとふらつくよ
そのうち倒れたら笑って下さい。


ところで、性描写が入るとき注意書きを入れる方が多いですよね?
えっち濃い目なのでご注意ください
エロが激しいので、注意してください

こんな感じ。よく見かけます。
ただ、自分のエロ度数 がよく分かりません。
自萌えできる変態ですが、自作の性描写がどの程度の濃度かさっぱりです。
っていいますか、描写は長いけど「いやらしさ」は薄口だと思っているので、
あえて警告など入れませんでした。
警告がうるさいのに、読んだら朝チュンレベルと思われるのも……。

当ブログはトップの注意書きで18禁と注意喚起、
さらには各作品のあらすじでも性描写の有無を明記。
これ以上の注意書きはいらないのかなーと。
ここに性描写があるという目印として、※やR18の文字などは入れますが。
(私は性描写で試し読みするタイプなので)

でも、よそ様(オリジナル/二次)を拝見すると、
皆さんとても気を使っている。_| ̄|○ ガクッ

このブログ、最初の一行目から隠さずに受けの 喘ぎ全開って感じだった。
サイトによっては、女性との絡み(ノン性描写)があるだけで厳重な注意が!

人によっては軽いえっちは読めても、濃い目のものは避けたいってありますよね。
今さらですが、ここの所のR18ラッシュで考えてしまいました。

そもそも濃い目(ハード)ってどんなもの?
ストレートな性器の名称や、オノマトペ盛りだくさんな感じでしょうか。
前戯→挿入→フィニッシュの流れが、詳細に書かれていること?
何か違うような気が。

(;´Д`) う~ん。教えてください奥さん!
今どきはティーン向けのマンガも、そこそこアレだと耳にするし。

確かに特殊な趣向なものには警告のタグが必須。
(女体化や触手に、スカとかSMなど)

特殊なものでなくても濃度によっては、注意書きが必要なんですかね。
「コッテリな味付けなので、注意してください」って一言が。

私は受けが「肉○器」扱いでも、サラッと読める人なんです
だから濃度の基準が一般的でないような?

ダメだなー。ほとんど気にしていませんでしたよ。
そもそも性描写はトップにR18ブログと注意喚起していても、
記事を折りたたんだりして、物陰に隠す工夫がいるのか?
(畳むのって、追記の欄に文章を書けばいいのかしら?/ど素人でスミマセン)

配慮が足りなかったでしょうか。
注意書きがいるのではと、感じられた方がおられましたら、
作品名と第何話かを明記のうえ、「拍手」などでお知らせいただければ助かります。

う~ん。私の基準が緩々なので、この手の事は悩ましい。
書くのには、こだわりが色々ありますが、
読み手になった時に「この性描写無理だわぁ」というのは今の所無いような。
超地雷持ちですが、エロにはほぼ地雷がないムギ。
ただしキャラの属性とかの、エロ以外の地雷で避けるのはあるんです。




ちょうどいい機会です。需要があるか分かりませんが、
ムギがどんなこだわりで、性描写を書いているのかカミングアウト。

以前書いた記事と重複するものもあります。
※あくまでもムギ個人のこだわりで、人様をどうこう言うものではありません。


性描写を下品にはしない
他の書き手さまもチラッと書かれていたので、嬉しかったムギ。
そもそも、エロに品位があるかって突っ込みはスルーで。
普段下ネタ的な記事を書いてるヤツが言うなって話ですね。スミマセン。

男性向けオカズ用エロで、使われていそうな単語とかがちょっと………。
作品にリアルさを出すなら、少々汚い言葉があって普通かなと思います。
特に無理やりとか輪○とかの場面では。

読むのは全然バッチコイ w(゚ー゚)w な私。
プライドの高い受けがこんなこと言われているって、興奮いたしますし。
ただ時間と精力削って書く自作では控えたいかな。

昭和生まれのオバサンで、腐っていても私は乙女(どこがだ)
シーンでは、古の少女マンガの如く、ロマンチックさを感じたい!

受けは男だ、女の子っぽく見える描写を避ける
受けの容姿や性格がどうであれ、
受の体には綺麗な筋肉があることを匂わす描写をしたい。
肉体的に受け入れる側でも『男』なんですから。
でも上手く書けず、毎回私の心はしおしおに。

だからといって、リアルな男臭い喘ぎってヤツは書きたくない。
私の好きな喘ぎって、女の子だよなーとジレンマに陥る事数知れず。
「いやあ」とか、「あんっ」て、大好きだから。

受けには『男』であって欲しいけど、乙女なロマンチックさに欠けるのも嫌。
迷彩服の部下と上官だろうが、人狼の変身シーンを書こうが、
いわゆる少女マンガ的な技法で描かれる『男臭さ』がいいんです。

受けは必ず気持ちよくさせること
無理やりでも、和姦でもこれ必須。だってBLはファンタジー!
最終的にイイ気持ちにならないと萎えますから。

行為の最中でも事後でも、受けか攻めの切ない描写が欲しい
寝てしまった受けに、思いの丈を伝えるようなキスをしたりとか、
切なく相手を思う心の叫びを入れること。
当方の作品には、ラブえっちな雰囲気が足りないだけに必須。

ローションなど潤す品をその手の場面の片隅に置いておく
BLでは奇跡の801穴があるそうですが、
潤すものがないと「あ、痔になる」と読んでいて背筋がゾクッとくるムギです。
ムッチリボディーですが、お腹が弱くて がお友達なので。
ちょっとの描写があれば安心できる、作者の肉体的事情。
誤解されると困りますが、痔主ではありません。
いくつかの作品を読み返すと使っていないので、お尻の穴が痛くなりそう

適度なオノマトぺ
じゅぷっ つぷっ ぬぷっ くちゅっ こんな感じのヤツですね。
いやらしい音を表現できるオノマトぺ模索中。
ぐちゅぐちゅ(これ好き)ばかりじゃなー (*´ω`)ゝエヘ

最中の音は本当に色々ありますが、
ぶつかり合う時の音で「パチュン」は、ちょっと苦手なムギ。
なんだろう、風船が弾けたみたいな響きが苦手なのかしら。
濁音ありのねっとりした音を探さないと!

性器の比喩が、お耽美過ぎないように注意
ストレートな性器の名称より、逆に書いてて恥かしい。
大人の事情〈垢バンされると困るから)で、近ごろは比喩的表現を使いますが、
本当はそのままズバリが物語の雰囲気には合っているような。

あ、でもア○ルだけは外せない。
何故なら、アナ○の比喩的表現が恥かしくて仕方がないから。
ほら媚肉とか、秘所や後蕾というアレです。
ペ○スの比喩より恥かしい
同じ単語が並ぶのを避けるときは使いますが……。
○肉とかの肉系も、オバサンのくせに、ふるふる来ちゃう。(ω)


書くのと読むのでは、趣味趣向に多少のズレがあります。
他の書き手さんは、何にこだわっているのかしら?
キャラの作りが毎回パターン化しているので、せめてエロは頑張りたい。
↑頑張りどころが間違っています。このスキモノめ。

このオノマトぺ萌えるって、ありましたら教えていただきたい。ヾ(。・ω・。)ノ
ちなみにアレの比喩で見つけた、肉砲と肉道具には大笑いです。
肉系は笑えるものが多いですねー。
(普段どんなものを読んでいるのだと小一時間)




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2017-05-19 : 書き手(読み手)の悩み的な : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

籠の鳥たちの純情 第二話(R18)

「だめだ、大樹だいき、や、………… あ、あぁっ!」

北欧メタルを好んで聞く大樹の部屋は、防音が優れているので甘ったるい叫びが外に漏れることはない。
唯一の救いがそれかと、夏稀なつきはヤケクソ気味にシーツを蹴った。

血は繋がっていないとはいえ、よく兄貴のものをしゃぶれるな。

嫌悪と快感がごっちゃ煮の刺激に唇を噛むが、大樹の指と口がそれを許さない。
舌を密着させたまま吐き出された性器がぬらりと光る。

己を包むものがなくなり、名残惜しく身悶える兄の欲望を弟は微笑ましく眺めた。

繊細で根源的欲求に直結する隆起。
大樹は同性だからこそ分る軌道を指で辿る。
その指が裏筋に圧力をかけて往復した途端、どぷっと先走りが零れた。

「ひッ、あ、ああっ、」

シーツは夏稀の手や脚が描いた軌跡ですっかり乱れている。
それに苦笑した大樹は、腰を押さえる腕に力をこめた。

「今日は、いつもより敏感みたいだ」
「う、………… 好きに、言えっ」

掬い取るように動いていた大樹の指が、ぬちっと音をたてた。

「夏稀は指より口でされるほうが好きだよな」
「はあっ! あっ、んっ、…………それ、よせッ」
「脚、閉じるなよ。そろそろ奥に、欲しいんだろう?」

ぬめる指がアナルの縁を戯れになでただけで、敏感な体はぴくんと跳ねた。

この先に残酷で甘美な時間が訪れるのを夏稀は知っている。
だからこそ、いっそ殺して欲しいとさえ願う。

「さあ、夏稀。いつもの言葉は?」
「…………………… 」
「言う気がないなら、別に構わないけど」

夏稀が自分で解かすところを眺めるのも、刺激的で悪くないと大樹は身を引いた。



九官鳥やオウムに言葉を教える飼い主と同じだ。
教えた言葉を喋らせたがる。
だがこいつが飼い主なら、動物を飼う資格なんてない。
自分が教えた言葉を喋らないからと、罰を与えるのだから。

籠の鳥は、罰が辛くて喋るのだ。
インコだって簡単に覚えられる、たったひとつの言葉を。

好きだ大樹。

俺を犯しながら「好きだ大樹」と言えば、これ以上乱暴しないとうそぶいた。
濡れない場所を押し開かれる痛みと、歯の根が合わなくなるほどの恐怖。
俺は泣きながら好きだ大樹と叫んだ。何度も何度も。

数日前まで地元の道場で剣道の稽古をし、一緒に汗を流した弟と同じ顔をした男。
子供のころは雷が怖いとベソをかき、俺の布団に潜り込んできたのに。

大樹は、俺から大切な家族を奪った。
自分はいつまでそんな奴の、言いなりになればいいんだ?

「くそっ、………… お前はおとなしく、 見ていろっ」




横たえた体を跨ぎ、膝立ちする夏稀を見あげる大樹はゴクリと喉を鳴らす。

「いったい、どんなご褒美なんだ夏稀。もしかしたら、婚約祝いのつもりか?」
「馬鹿か、少し黙っていろ」

剣呑に細めた目で弟をにらむが、それはいささか迫力に欠けた。
潤んだ目で見つめるなと、弟を喜ばせただけだ。

「こんな色っぽい顔を他の奴に見せるなよ」
「見たがる物好きは、お前だけだ」

細身だが鍛えられている夏稀の体は、薄っすらと汗が浮いている。
ボトルを手に取り中身をぶちまけると、濡らした指をぬぷっとアナルに沈めた。

「あ、ンっ………… ん、んんっ、」

痛みを散らすために性器を擦り、アナルを指で拡張する姿のどこが『ご褒美』なんだ。男を受け入れるためにする、破廉恥な行為じゃないか。

それでも、こいつを「好きだ」と囁くよりずっとマシだ。

ぬかるんだ音を立てる指が、疼く媚肉に何度も消えていく。
夏稀の体を伝い大樹の腹に落ちるのは、汗だけでなくなっている。

貪欲で繊細な欲望の裏側と、腹の中の秘めた場所をえぐった刹那。
夏稀の体が、びくんと大袈裟なほど跳ねあがった。
甘く鋭い刺激が背中を仰け反らせて、大樹を跨ぐ脚をガクガクと震わせる。

「すごいな、先走りが俺の腹にまで糸を引いて落ちてきたぞ」
「ひッ! う、……… あぁあっ、も、だめッ、」
「ずいぶん良さそうだけど、まだイクなよ。ここまで出来るなら、自分で挿れて俺への婚約祝いを増やしてくれないか?」


たいていの男が実感することのない感覚。
恐れと期待で、アナルが恥知らずに疼くなんて。
大樹はしつこく言葉を教えただけじゃない。

後ろ手で逞しい雄を掴んで、ゆっくりと呑みこんでいく。
押し開くのは、尻に陰毛の感触を感じるまで。
大樹の視線が嫌でまぶたを閉じるが、おかげで余計に感覚が研ぎ澄まされる。
その感覚は大樹のカタチを生々しく伝えたので、痛覚は官能に取って代わった。

「う! あ、あぁあ、っ ─────!!」

自慰の真似事のようなことをして見せた俺は、挿入だけで白濁を撒き散らした。
肉の一部で繋がる血の繋がらない弟。
背徳感と内壁をみっちりと埋める熱に、アナルがきゅうっと窄まる。

「………… んぅ、食い千切られそうだ、夏稀っ」

自分の中にいる男を意識するだけで吐き気が襲う。
でもそれ以上に躾けられて覚えた甘苦しい刺激が、へたり込む体を急き立てる。
弟はまだ硬度を保ったままだ。

限界まで口を開き男を食むアナルは、俺の意思に反して次の刺激を待ちかねていた。
こんなの認めたくないが、さっさと終らせないと俺まで頭がいかれてしまう。

上下する弟の胸に置いた手のひらに、激しい鼓動が伝わってきそうだ。
少し前までの、取り澄ました顔が消えていることにホッとする。
官能の淵を覗いているのは、自分だけではないってことらしい。

それにはげまされ、俺は震える脚を叱咤して腰をゆする。

「ああっ、ぁ、ダメ、……… 奥、熱いっ、やぁ、あぁぁっ」

夏稀のぎこちない動きは、いつの間にか激しい上下の反復運動に取って代わった。
貪欲に官能を引き寄せる兄の姿に、大樹は息を呑んだまま胸を喘がせている。
眉根を寄せて弟を貪る夏稀の顔は、苦痛とも快感ともつかない。

ところがどうしたことか、ふたりを繋ぐ肉の楔が突然解かれてしまった。
奪われた狂おしい熱に悲鳴をあげ、夏稀の体は仰向けでシーツに沈む。

「んあっ! う、………… いきなり、何をするんだっ」

大樹が身を起こして体勢を強引に入れ替えたことで、兄は不満気な声をあげた。

「はじめて、キスしたときみたいだった」

息も絶え絶えな夏稀は、どこか昔を思い起こさせる弟の物言いを自分へのからかいと受け取った。続けられた言葉が、いつもの尊大な弟のものだったから尚更だ。

「とても、刺激的だけどな。 ………… こっちの、ほうがいい。あんたが俺のものだって思えて楽しめる」

多少の強がりもあるようだ。
その証拠に夏稀を見下ろす目は、いつもの余裕が失われている。

性急に体を繋げた大樹は、遠慮なしに兄の弱い所を突いた。
自分でするより遥かに深い快感に、夏稀は官能の深淵へと引きずり込まれていく。

「いやぁっ、あっ、あんっ、……… だいきっ、そこ、やだあっ、ああぁッ」

大樹とともに堕ちる、罪深くて昏い地の底。
空に飛び立てない鳥には似合いの場所だ。
そこは楽園かもしれないなんて、沸騰した頭によぎる馬鹿なこと。

腹の奥を弟の性器が抉じ開け、腰を何度も突き入れてくる。
膝裏を持ちあげられて、弟が角度を変えて弱い場所を擦りあげるからたまらない。
引き締まった腹で押し潰された俺の性器は、ふたりの腹の間で孕ますことのない種を撒き散らしていた。

もう自分と大樹の境界がどこかも分らない。
愛する弟の顔をした、憎い男の背中に爪を立てすがりついた。

「ああ、やだっ、もう、…… ころしてっ、こんな、………… ぁ、あ、ああ」
「言えよ、夏稀………… っ、『弟』を愛して、いるんだろう!」
「好きだ、大樹っ、お前だけだ、だいきっ、………… いやあ、あ、あああ!!」






正体もなく眠る夏稀の顔は、最初のキスをしたときの面影を残している。
こうして寝ているときだけだ、俺にあのころの優しい顔を見せるのは。


はじめてのキスの相手は夏稀だ。
中学生のとき、ふたりで通った剣道の稽古場でのこと。
早朝のまだ誰も来ていない道場で、触れるだけの淡い口づけをした。
桜の花の盛りのころで、彼との鮮烈な記憶は不思議といつも桜とともにある。

人見知りの激しい俺は、夏稀の服の裾を掴んでオドオドしているような子供だったから友達なんて作れずにいた。
父は優しいがとても忙しく、離婚した母も子供より仕事を愛していた人だ。

そんな俺の前に現れた、美しく優しい母子。
ふたりは俺をとことん甘やかし、可愛がってくれた。親父は甘やかすと我侭になると、母と夏稀をたしなめていたが効果はなかった気がする。

特に夏稀は頼りになる兄であり、俺のはじめての友人でもあった。
俺を虐めていた奴らを懲らしめにいったこともある。

好きにならない理由を探すことのほうが難しい。

中学生の俺は幼いときと何ら変らない、うつむきがちで内向的な人間だった。
剣道も夏稀といたいから通ったんだ。

俺がどれほど思いつめて夏稀にキスをしたことか。
思いの丈をこめたキスだったが、女の子とするための練習に俺を使うなと笑われた。

少し後だったよな、俺の雰囲気が変ったと首を傾げていたのは。
あれは、どうしてだと思う?
あんた、道場での出来事なんて綺麗に忘れていたよな。

夏稀が俺を『男』と見る日なんて来ないと悟ったからだ。
だったら俺が『男』だと、どんなことをしても認めさせるしかない。

『相馬大樹』をこんなふうにしたのは夏稀のくせに。
それなのに、ずるいあんたは何もかも俺のせいにする。


よく考えてみろよ。
男の体は確かに即物的だ。
だからといって、嫌いな相手に突っ込まれて何度もイケるか?
狂おしいほど感じるのは、夏稀も俺を『欲しい』と思っているからだ。

夏稀は自分を犠牲にして、母親が掴んだ幸せを守ろうとした。
それって、意味のないことだ。

業の深い男を生み出してきた相馬の家。
そんな相馬の血を持つ親父が、惚れた女を簡単に手放すかよ。

危ない連中と関わりのある女を妻に迎えるなんて気がふれたのか。
そんなふうに、周囲の人間たちが親父を叱りつけていた。
当時はまだ母屋で過していた俺は、親父の友人であり支援者たちの怒鳴り声が怖くて、離れに逃げ込んだのを覚えている。
何も口にしなかったのは、祖父だけだったのではないか?

政治家として命取りになりかねない、そんな相手に惚れて己のものにした男だ。
息子たちに何が起きようが、それで彼女を手放すはずもない。

カンのいい親父が咎めもしないのは、止めても意味がないと知っているからだ。
あんたを縛りつけて、逃げ出すことを阻むものなんて最初からないんだよ。

それを知らない夏稀が、恨みを募らせるほど俺は昂ぶった。
だって、愛と憎しみは、背中合わせの兄弟みたいなものじゃないか。
俺に向ける思いがなんであろうが、あんたの心の中はいつだって俺で占められているんだ。昂ぶりもするだろう。

俺が飽きる日がくるなんて、期待しないほうがいい。
相馬の男の、業の深さはもう身にしみているよな。

警察官になることを許したのは、人形でいられるのが嫌だからじゃない。
夏稀が本当は『逃げたくない』のだと知っているから。
本気で嫌なら、なりふり構わず殺してでも逃げようとする。
それをしないのは、心のどこかで『受け入れたい』と思っているからだ。

まあ高校時代は頭で分っていても、つい色々したけど。
 
こんな安心しきった寝顔を俺に見せていると知ったら、夏稀はどうするだろう。
俺の業が深いのと同じくらい夏稀は情が強い。
呆れるほど言い訳の言葉を連ねる姿が目に浮かぶ。
 
あんたは自分を籠の鳥だと、哀れんでいるかもしれないけど、
囚われているのは誰なんだろうな。


自虐的な笑いを零すと、大樹は目元にキスを落として布団を引き上げた。
名残惜しそうに愛しい人を見つめ、落としたままのスーツに手を伸ばす。

そろそろ母屋の宴に戻らないと、さすがに拙い。
 
「おやすみ夏稀。今夜のあんたは最高だったから、明日の朝はいい『弟』でいてやる。だからあんたも、昔みたいな笑顔をたまには見せろよな………… 」




籠の鳥たちの純情 END
ブログ開設半年記念御礼小説 2017/05/17





どこが純情なんだと小一時間。(*`・ω・)ゞテヘ
相変わらず長くてモバイル環境に優しくありません。

拙作の『凪の先に』のバージョン違いのような話でした。
書き終わってから気がついたお馬鹿です。




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ちょっぴり歪ですが |・ω・)ノ シュッ≡≡≡≡≡[]
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プロフィール

ムギ

Author:ムギ
主食が年下攻めの貴腐人。
成人男性同士のまぐわいを好む。
SFやアクションものなども好物。軍服など制服フェチ。
強く美しい受けと、可愛いワンコ系攻めが一番興奮できる体質。
投稿サイトではコムギ名義で書いておりますが、閑古鳥たちに愛されて困っています。
現在投稿サイトに載せていたものを改稿して移行中。
人狼ネタがオタクのライフワーク。

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